お薬と食品の相互作用
どのようなお薬にも、食品の影響を受けます。中でもアルコールなどは、相互作用が体内で働いてしまい、医薬品の成分が有効に働けなくなってしまいます。それどころか過剰反応するケースもあるのです。
それ以外にも有名なのが柑橘系の果汁などです。体内で化学反応が起こることがあり、医薬品の成分が友好的に働けないばかりか、成分によっては体に害をなすことも考えられます。
もちろん、そのようなことが起こらないように医薬品には説明書きがなされており、それを読んで理解することで、最悪の事態は回避できることでしょう。
しかし、中には、購入した医薬品の取扱説明書を読まずに服用してしまう人もいます。病院で処方されるときにはお医者さんから説明がありますが、海外の医薬品を個人輸入するケースの時には、このあたりの知識は持っているものと判断され、悪影響が起こった時にも自己責任で対処しなければならなくなります。
そのほかにも、医薬品と併用を控えて方がよいとされる食品には、牛乳・納豆・硬水などがあります。ミネラルウォーターも硬水に含まれるものが多いので注意が必要です。
このほかにもたくさん医薬品の効果に相互作用を起こす食品がありますが、どうしても気になる方は薬剤師に相談するようにしてください。